最近改めてニュースで取り上げられていたのですが、岸田政権は現在2030年代半ばまでに全国の最低賃金を時給1500円に引き上げる目標を掲げています。
最低賃金の話題を見聞きするといつも思うのですが、最低賃金引き上げに必要な財源はどこからやってくるのだろう?と不思議に思います。
無理に最低賃金を強制したところで、かえって労働環境が厳しくなるのではないかなと思ってしまいます。たとえば、人件費が高すぎるから人を減らす、あるいは要求されるクオリティやスピードや量が格段に上がっていく・・・
そういったことを考えてしまいます。最低賃金が上がった分の利益をどうやって上げるのか、と考えると、打出の小槌のような都合の良いモノはないわけで、現場が一層疲弊するのではないでしょうか。
最低賃金の上昇よりも税金や社会保険の負担を軽減してほしいなと筆者は考えてしまいます・・・