理由を考えてみた
経済成長の停滞
ここ30年の状況を見ると、労働時間の減少などに実質GDPが伸び悩んでいます。
原因としては、少子高齢化などによる労働人口の減少や、技術進歩の停滞、設備投資の停滞が言われています。この状況を改善する一つの策として、インバウンド需要の拡大の起爆剤として高級リゾートの誘致をする狙いがあるのかもしれませんね。
参考ページ:
経済成長の停滞の要因と課題 財務省 – 10 経済成長の停滞の要因と課題
https://www.mof.go.jp/zaisei/economy-and-finance/economy-and-finance-02.html
地域活性化
現在日本では少子高齢化が加速しており、地域の人口減少と都心部の人口増加のアンバランスな状況が続いています。地域観光が促進され地域に人が訪れることでそこに新たな産業や雇用が生まれます。
それによって地域の収入が増加することで、地域インフラの整備が促進され、過疎地域のインフラの老朽化などが改善されるのではないかと思います。
インバウンド拡大を目指している
国立公園のロケーションが一般的にインフラが未発達な場所である事が多いのですが、自然豊かで都市部の喧騒から離れた静かな環境であることが多いと思います。そういった場所で、さまざまなアクティビティーを楽しみながら豊かな時間を過ごす。そういった方向性で新たな観光名所を作ることでインバウンド需要の拡大を狙っているのかもしれません。
まとめ
今後の日本にとってインバウンドは一層重要な収入源になっていくと思います。
そんな中で国立公園に高級リゾートホテル誘致の推進。周辺環境の保全と観光産業の活性化をバランス良く実現されることを願っています。