靖国神社落書きに関与した中国人が礼拝所不敬容疑で逮捕される

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事件概要

2024年5月末に靖国神社の石柱にスプレーで落書きされる事件が発生しました。
犯行を行う様子が中国の動画投稿サイトに投稿され、SNSで拡散され問題になりました。

逮捕について

今回の事件に関し、警視庁公安部は器物損壊と礼拝所不敬の疑いで、事件に関与した3人の逮捕状をとった。うち事件に関わった1人を7/9逮捕。他の2人は犯行後6/1に出国していた。

礼拝所不敬とは?

礼拝所不敬とは、礼拝所の尊厳を害する行為のことです。

礼拝所不敬罪とは、刑法に規定される犯罪類型の1つで、「神祠、仏堂、墓所その他の礼拝所に対し、公然と不敬な行為をした者は、6月以下の懲役若しくは禁固又は10万円以下の罰金に処する」と規定されています(刑法第188条)。

https://www.tsukuba-com.net/glossary237/

どういう場所が対象とされている?

神祠

神を祀った建物のことを指します。
社務所は神を祀った場所ではないため、これに含まれません。

仏堂

仏教の寺院や礼拝所のことを指します。
寺務所などのスペースは仏堂にはあたりません。

墓所

死体や遺骨、遺品が埋葬されているお墓のことです。

その他の礼拝所

これ以外で、多くの人が神聖視し宗教的に尊いとされている場所もこれに含まれるようです。

まとめ

海外の宗教的な施設などを訪れる際も深い敬意を持って訪れる事が大切です。
神聖な場所を訪れる際は、礼節をわきまえて気持ちよく訪問したいものですね。

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